制作 : YOSHI-SystemService画面右上に「アナログ」と出ている
Dynaconnective DY-STB260
地上アナログ放送は2011年7月までに終了する見通しとなっているため、地上アナログ放送終了までには地上デジタル放送を視聴できるよう環境を整える必要がある。Dynaconnective DY-STB260を購入
パッケージ
新西友(西友 新北習志野店)で単体の地デジチューナー DY-STB260 が2009年9月18日より4750円で販売されている。
この Dynaconnective DY-STB260 は2009年9月現在で、もっとも安価な地デジチューナーである。
ちょうど友人宅が地デジ対応がまだできていない状態なので、実験にちょうど良いと思い購入してみた。
付属品
本体とリモコン、リモコンの電池、ACアダプター、ピンケーブル、説明書が付属している。
Dynaconnective DY-STB260の説明書
わかりやすい日本語の説明書が付いている。
ビデオデッキとテレビの配線ができる方なら、この説明書を見ながら配線と設定ができると思う。
DY-STB260の配線方法
DY-STB260 表
本体には電源スイッチとチャンネルボタンが2つあるだけで、非常にシンプルである。
新開発のLSIを使っているせいか、とても小さくて軽い。
DY-STB260 裏
裏面はB-CASカードを差し込むためのスロットがある。
この製品は双方向通信やペイ・パー・ビューの視聴には対応していないが、それでもB-CASカードは必要になる。
分配器が必要
テレビの内蔵チューナーも使う場合、地デジチューナーの設置によって、チューナーが一個増えることになるため、F型接栓用の2分配器が必要になる。
コンポジットで外部入力に接続
テレビと地デジチューナとの接続は付属のコンポジットケーブルを使用する。
テレビとはD端子で接続できれば一番良いが、このチューナーはHDMI端子やD端子による出力を持たないため、テレビとは赤白黄のコンポジットで接続することになる。
DY-STB260の初期設定
リモコンで設定
操作のほとんどすべてをリモコンで行うようになっている。
地デジでもチャンネル設定が必要
設定には、地域を選択すれば良いように作られている。
この製品はパススルー方式に対応しているので、難視聴解消のため、共同アンテナやケーブルテレビ局から信号の供給を受けて視聴している場合でも、たいてい使用できる。
番組表と番組情報
番組表
3日分の番組表を表示する機能がある。
一度に表示できる番組表は1チャンネル分のみとなっている。
テレビの水平解像度が充分でなかったとしても、判読できるように文字サイズは大きめに設定されている。
番組情報
番組情報を表示する機能も備えている。
文字がやや小さいが21インチ程度のテレビなら充分に判読できる。
録画の制限について
VHSで録画ができる
テレビに内蔵されているビデオデッキで録画したところ、特に問題なく録画ができた。
地上デジタル放送用チューナのコンポジット出力については、地上アナログ放送と同様に自由に録画ができる。
表示モードの問題点
上下左右に黒い帯が出ることがある
デジタル放送は通常、画面の横と縦の比率が16:9のテレビで視聴することを前提に作られているため、4:3のブラウン管テレビで視聴する場合、
上下左右に黒い帯を入れるか、画面の一部を切り出して映し出さなければならない。
これはこの地デジチューナー固有の問題ではなく、他社の地デジチューナーやブルーレイレコーダーや DVDレコーダーや ケーブルテレビのセットトップボックスのどれで受信しても、共通して起こる現象である。
いずれの機器でもチューナー側の設定で、表示モードを「ズーム」にすると黒い帯は入らなくなるが、端が欠けてしまい左右のテロップや時計表示が見えなくなることがある。
表示モードを「ワイド」に設定すれば映像は欠けず、黒い帯も出ないが画像が縦に伸びてしまう。
結論
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