制作 : YOSHI-SystemService実験に使うパソコン
仮想PCを使用
2008年3月6日に、ついにIE8のベータ版が公開された。
今回は実機ではなく、フリーソフトの Microsoft Virtual PC 2007 で作成した仮想のハードウェア上に インストールした 正規のWindowsXP Home Edition 上にインストールしてテストしてみよう。
(作成・2008年3月8日)
IE8のセットアップ
IE8をダウンロード
IE8のセットアッププログラム(IE8-WindowsXP-x86-ENU.exe)をダウンロードセンターより入手する。
まだ英語版しか公開されていないので、日本語版Windows XP に英語版IE8をインストールする。
IE8をインストール
I agree(同意します) や Next や I accept(受け入れます) などを選んでセットアップを進める。
インストールできた
クレジットタイトル
ビルドは 8.0.6001.17184 となっている。
HTTPヘッダー
診断くん Ver 0.80aでHTTPヘッダー情報を確認してみる。
UAは MSIE8.0 となっている。ブラウザーがβ版であることはHTTPヘッダーからは判断できない。
英語版IEでもWindowsが日本語版ならば、HTTP_ACCEPT_LANGUAGE は既定で ja (日本)になるようだ。
どこが変わったのか?
アドレスバーが改良
アドレスバーに表示されるURLのうち、独自ドメインの部分が黒で表示され、その他の部分はグレーで表示される。
紛らわしいドメインを使った、フィッシング詐欺サイトが見分けやすくなっている。
IE8 Activities
Activitiesという新機能が追加されていて、関連情報が容易に探せるように工夫されている。
IE7 Emulate
IE7エミュレート オフ
googleマップは表示が大きく乱れてしまう。
Ajaxを駆使したサイトは、まだIE8に対応していないところが多い。
IE7エミュレート オン
IE8に対応しないサイトでも、IE7をエミュレートした動作モードに変更すると、正常に表示できるようになるようだ。IE8未対応のサイト
結論
- まだβ版のためか、正しく表示できず強制終了してしまうサイトがたくさんあるのが確認できた。
年内にはIE8の製品版が公開される予定のようなので、ウェブサイトの開発者は早めに修正に取りかかった方が良いだろう。
Virtual PC 2007上で動かしているせいか、動作が全体的に実機よりもずっと速いため、IE6やIE7から乗り換えた場合の動作のもたつき具合が良く分からなかった。
関連サイト