制作 : YOSHI-SystemService一台のプリンタを複数のパソコンから使用する
プリンタサーバー導入の利点
パソコン数台程度の事務所で、1台のプリンタを全員で共有したい場合、Windowsのプリンタ共有機能を利用するのが一般的だろう。
しかし、そのような普通のパソコンをプリンタサーバーにして使用する方法では、そのパソコンの電源が入っていないときはプリンタが使用できない。また、そのパソコンに不具合が起きると印刷ができなくなる。さらに、パソコンを常時稼動させておくため、電気代がかさむ。
プリンターサーバーを活用すると、そういった問題の解決が期待できる。
接続方法を確認する
最近では、USB接続のプリンタが多い。小型のプリンタサーバーを購入する際は、パラレル用かUSB用か、よく確認する必要がある。
今回購入した Hewlett-Packard JetDirect 170X はパラレルポート(セントロニクス準拠のパラレルケーブル、Windows用の平べったいプリンタケーブル)で接続する製品である。プリンタサーバーの設定
プリンタのIPアドレス
プリンタをネットワークに接続したら、DHCPサーバーによってIPアドレス(192.168.1.15)が自動的に割り振らた。
プリンタサーバーの設定画面
アドレスバーにプリンタのIPアドレスを入力してみたら、設定画面が表示された。
ブラウザからプリンタの動作状況が確認できるようになっている。
プリンタドライバインストーラー
プリンタドライバをインストールするユーティリティをインストール
ユーティリティ
プリンタサーバーのユーティリティをインストールする。
このプリンタサーバーの場合、プリンタを利用しようとする全ての端末に、このようなソフトをインストールする必要がある。
プリンタドライバ
使用するプリンタドライバを指定する。結論
プリンタが正常に検出
HPのプリンタ用のプリンタサーバーより、キャノンのプリンタが正常に検出された。
Hewlett-Packard JetDirect 170X と キヤノン BJC-465J の組み合わせの場合、正常に検出するようだ。
しかし、インクカートリッジの取り付け間違いなどを検出する機能がうまく働かなかった。
キャノン製プリンタ用のプリンタサーバーではないので、使えない機能が出てくるのは仕方がないだろう。
テスト印刷
印刷できた♪
FTPによる印刷にも対応
ところで、このプリンターサーバーにはFTPサーバーも組み込まれており、FTPによる印刷にも対応している。
アプリケーションから印刷する際、「ファイルへ出力」と指定して、作られたファイルをFFFTPなどでプリンタサーバーに転送すると印刷が始まる。
このFTPサーバーをインターネットに公開すれば、インターネット越しの印刷もできそうだ。
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