制作 : YOSHI-SystemServiceDELL Optiplex GX280で動画投稿サイトを見たい
画像の処理能力が低い
DELL Optiplex GX280は画像の処理能力が低いため、YouTubeやGyaO!やニコニコ動画やUstreamが快適に視聴できない。
そこで今回はグラフィックボードを増設し、視聴環境の改善を図ろうと思う。
RADEON HD5450を買ってきた
ロープロファイル仕様でファンレスのRADEON HD5450をピーシーデポ船橋店で買ってきた。
SAPPHIRE HD4350 256MB と 玄人志向 HD5450 512MB はどちらも同じ4970円で売られていたが、HD5450は新製品でいくらか性能が向上しているので、HD5450を選択した。(2010年5月現在)
PCI Expressスロットに増設する
拡張スロットがある
ロープロファイル対応のPCI Express x16 と PCI のスロットが一つずつある。
ブラケットを付け替える
工具を使ってロープロファイルブラケットに付け替える
ボード自体は1スロット仕様だが、アナログVGA端子も使用したい場合、2スロット分占有することになる。
したがって、PCIスロットに何かボードを増設して使う場合、アナログVGA端子の利用はあきらめなければならない。
(DVI-I VGA変換コネクタを使えば、HD5450のDVI端子からアナログ出力を得ることも可能)
組み込みできた
電源ユニットの吸気用ファンの風が、HD5450のヒートシンクにあたるため、効率よく冷却できると思われる。
ドライバ類をインストールする
デバイスドライバをインストールする
機器を取り付けてから、製品付属のセットアップCDでドライバのインストールを行う。
AMDのサイトから最新版のドライバをダウンロードして使ってみたところ、
Optiplex GX280のOSを Windows XP Professional 、Windows 7 のどちらもブルースクリーンとなり正常に動作しなかった。(2010年5月現在)
物理的に干渉してしまう
HDMIコネクタがケースに当たる
HDMIケーブルのメーカーによってはHDMIコネクタがケースの金具とぶつかり、接続ができないことがあるので要注意。
HDMI DVI-D変換ケーブル
ケースとコネクタが物理的に干渉して取り付けできない場合、
HDMI DVI-D変換コネクタか、写真のようなHDMI DVI-D変換ケーブルを使えば良いのだけれど、普通のHDMIケーブルより高価である。
DELL Optiplex GX280改 スペック
RADEON HD5450のスペック
RADEON HD5450はローエンドとはいえ、製造プロセスは上位モデルと同じ40nmである。
コストパフォーマンスは非常に優れていると言える。
Windowsエクスペリエンスインデックス
→ パフォーマンスの評価
RADEON HD5450 の増設によって、Windowsエクスペリエンスインデックスの基本スコアは 1.0 から 3.7 に改善した。
Windows 7 で Windows Aeroが利用できるようになった。
結論
・DELL Optiplex GX280 には RADEON HD5450 RH5450-LE512HD-HS の組み込みが可能
・ニコニコ動画やUstreamは快適に視聴できるようになる
・GyaO!はコマ落ちせず再生できるが、CPU負荷は70%程度となり視聴しながら他の作業は困難
・YouTubeの360p 480p は快適に視聴できるようになる
・YouTubeの720p はコマ落ちが目立ち、1080pはコマ落ちがひどく全く視聴できない
・WMV形式の動画をWMP11で再生した場合、1080pであってもハードウェア動画再生支援機能で滑らかな再生が可能
関連サイト
- 4Gamer.net ― 「上から下までDX11」を実現するローエンドGPU,「ATI Radeon HD 5450」の3D性能は?
- 玄人志向 ≫グラフィックボード≫RH5450-LE512HD-HS
- DELL DIMENSION 5150CにグラフィックカードRADEON HD4350を増設する
- Graphics Drivers & Software
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